2010年11月18日 (木)

改造詳細 後編

中編からの続き…

 

そして、

看護婦さんと手をつないでルンルン気分になったのもつかの間、

さっそく僕の右眼が、まばたきが出来ないように、なにかよく分からない器具でガッチリと強力に固定され、

僕の右眼は、これでもかっていうくらいに大きく見開いた状態になりました。

 

キャー!恥ずかしいー!

あんまりマジマジ見ないで…。

 

(僕は強迫観念が強い人間なので、手術前には、

「まばたきをしちゃダメだ、まばたきをしちゃダメだ。」って思いすぎて、逆にまばたきがどうしてもしたくなって、それでパニックになってしまったらどうしよう…

なんてすごく恐れていたんですが、実際には、ほんとにガッチリと強制的に固定されてしまうので、結局手術中一回も、まばたきのことを考えたことすらありませんでした。

だから、もし同じようなことを心配されている方がいらっしゃったら、その点は安心されていいと思います。)

 

 

ただ、あまりにも強力におめめを開かれるもんだから、その器具の圧迫感というか何というか、それがちょっと痛かったです。

まあでも、それは鋭い痛みとかではなくて、あくまでも、ただただ皮膚を引っ張られ…

 

なんていってるうちに、

すぐさま、助手さんの手によって、レーザー君がさらに僕の右眼スレスレの位置まで接近してきます。

 

わーわーわー!

つ、ついに始まるのーー!?

 

この時、僕の心臓は、もうはち切れんばかりに高鳴って、この日一番のピークを迎えたんですが、

同時に僕は、なんとか緊張を少しでも緩和させとようとした結果、

なぜだか、今手をつないでる看護婦さんの指を振りほどき、

それを、

全ての指を絡ませる、いわゆる「恋人つなぎ」に握りなおそうとしました。

自分でもなんでそんなことをしようとしたのか謎なんですが、なんとなくその方が安心できる気がしたんです。

 

Q、あなたは変態ですか?

A、ええ、私は変態です。

しかも、お母さん、これは実話です…。

 

 

でも、敵もやはり百戦錬磨。

あっという間に僕の「恋人つなぎ」は振りほどかれ、

すぐに元の「恋人じゃないつなぎ」に握りなおされてしまいました。

しかも、もう片方の手で、「ダメよ。」って感じでポンポンって叩かれる始末…。

 

…わー、なんか俺、超恥ずかしー!

ずっと好きやった人に、フラれた気分やー!

 

 

さあ、こんな短い間にプチ失恋を味わった僕に、もう怖いものはありません。

いつでも、かかってこいや!このレーシック野郎!!

 

と、

言いたいところですが、やっぱり怖いものは怖いです。

 

 

「さあ、フラップ(ふた)を作ります。

なるべく光の中心を見ててくださいね。」

 

そう言われて、僕と元恋人(看護婦さん)との「恋人じゃないつなぎ」にも思わず力が入ります。

ただ、ここからのことは、あまりうまく言葉で説明する自信がないんですが、なるべく頑張ります。

 

 

えっと、目の前のレーザー君は、近すぎるせいで、なんだかどこかのSF映画のミニチュアセットを見ているような情景で、

なんというか、とにかく光の輪っかが点滅してる感じ?(←説明下手!)

そして、レーザーによるフラップ作成の時は、明らかに自分の目ん玉の表面がスライスされているのがハッキリと分かって、

でも、あんなたった2滴の麻酔でもちゃんと効いるようで、痛みは全く感じず、

ただ、表面がめくられた瞬間から、一気に焦点がぼやけた感じになって、まるで水の中にいるような全体が滲んだ世界になりました。

それでも、まったく何も見えなくなるというわけではありません。

(「先端恐怖症でも、レーシックは怖くないですか?」という質問を頂いたんですが、今書いたように、手術は刃物ではなくレーザーで行われますし、その後は、焦点が完全にぼやけるので、先端恐怖症の方でもそんなに心配されることはない、と僕は感じました。)

 

 

「はい。綺麗にフラップができましたよ。」

 

そう言われると、次はいよいよ、ふたを開けた状態で、エキシマレーザーと呼ばれるものを照射して、それで近視や乱視を治療するんですが、

不思議とこの頃になると、緊張感も幾分かマシになってきます。

やっぱり、さっきのスライスが思ってた以上に痛みを感じなかったっていうのが大きいんだと思います。

まあでも、せっかくなんで、元恋人(看護婦さん)の手は強く握ったままですけどね。(←やっぱり変態!)

 

 

ただ、このエキシマレーザー、なかなかのくせ者です。

こちらも、痛みは無いんですが、

とにかく、「音」と、「匂い」がハンパないんです!

 

「音」っていうのは、バチバチバチバチ!といった、ものすごい大きなレーザー発射の音。

ただ、痛みは無いと言いましたが、レーザーが小まめに眼に当たってる感触はわずかながらにあって、とにかく大きな音で眼を連打されてる感じ。

 

 

そして、もう一つの「匂い」っていうのは、

なんと、自分の眼が焦げてる匂いなんです!!

 

ひーー!!

俺の眼がこんがり焼かれてるよーー!!

どうか、ミディアムレアでお願いね☆

って、やかましいわ!!

 

 

でも、これ、ほんとなんです。

エキシマレーザー照射は計20秒ぐらいあるんですが、

その間ずっと手術室の中には、大きな音と、僕の眼が焦げた匂い(なんというか、あまり嗅いだことのないような不思議で独特な匂い)が充満してるんです!

なんとも奇妙な体験です。

 

 

そして、20秒間、この「音」と「匂い」に見事耐え切ったら、

突然、精製水のようなもので目の中を洗浄され(冷たい!)、

ビックリするぐらいあっという間にフラップが元に戻されると、

ぼやけていた焦点も一気に戻り(よく見えるかどうかまではまだ分からない)、

これで右眼の手術は完了です。

 

手術室に入ってから、ここまでたった2,3分。

ほんとにこれだけで、今まで20年以上何かと不便な思いをしてきた僕の近眼(両眼とも0.1)とおさらばできたというんでしょうか。

 

半信半疑ながらも、この後、左目も全く同じ工程を踏み(もちろん、手はつないだままheart)、

最後にレザー君が元の位置に戻されると、先生が肩をポンと叩いてくれました。

 

「はい、お疲れさまでした。

これで、全部無事に終わりましたよ。」

 

 

わー、ほんまに終わったんや!

なんて、あっけない!

 

 

ほんとに、全部合わせても5分ぐらいだったんじゃないでしょうか。

握られていた手もついに離されると、

僕は上半身を起こし、周りを見渡しました。

んー、見えているような、見えていないような、正直まだ視界がぼんやりしていてよく分かりません。

ただ、周りにいる人達の顔は判別できるぐらいのレベルです。

よし、ここで、手をつないでくれていた元恋人(看護婦さん)だけには、ちゃんと男らしくビシッと言ってやらなきゃいけません。

 

「ねー、ねー。

俺、頑張ったでしょ?頑張ったでしょ?」

 

 

…いやー、人間って、

相手は大きなマスクをしてるのに、苦笑いしてるっていうのだけはハッキリ分かるもんなんですね。

これも、レーシックでよく見えるようになったおかげかな☆

  

 

 

さて、この後、手術室を出ると、

まず、フラップを安定させるために、リカバリールームって呼ばれる暗室で、リクライニングソファーに座って眼を閉じた状態で15分くらい休憩します。

そして、先生による検診があって、眼薬と保護用メガネ(自分が今まで使ってたメガネを、手術中にレンズだけ入れ替えて度数の無い保護用メガネにしてくれる)を受け取ると、それをかけてさっそくもう帰宅OK。

この頃になると、まだ完全にクリアとまでは言いにくいんですが、それでも遠くの時計の針とかが読み取れちゃいます。

 

うわー!ほんとに見える!

すごい!すごいよ、マサルさん!

 

しかも、僕はさっきの診察の時に、家に帰るまでの術後の痛みを恐れて、念のためにもう一回だけ手術前に注したのと同じ点眼麻酔を注してもらったので、

この時点でも、眼の痛みは全くといっていいほどありません。

 

もー!なんやってん、さっきの待合室の男の子は!

全然痛くなんかないやんけー!

何が、レモン10個こすりつけたみたいな痛みじゃ!

人をビビらすのもええ加減にせえっちゅうねん!!

 

 

そして、この後僕は、家まで電車で3駅の距離を、あえて45分ほどかけて歩いて帰りました。

それは、この時がまだ夕方前だったので、せっかくなので街の風景を楽しみながら帰ろうっていうことだったんですが、

いくら保護用メガネ越しとはいえ、やっぱり裸眼で見ることのできる風景は、いつもとは全く違う素晴らしい眺めでした。

 

そして、帰宅。

この日一日は、テレビも、パソコンも、本も止められていたので、手持ち無沙汰の僕は、とりあえずベッドに横になりました。

しばらくの間、天井の木目を見てみたり、わざと遠くの本棚を見てみたり、壁掛け時計を見てみたり、地味な喜びを噛みしめます。

しかし、この後、すぐに状況は変わっていきました。

 

麻酔が切れたみたいなんです。

 

 

ん?と思った時には、もう遅く、

いきなり眼を開けているのが辛くなってきました。

そして、仕方がないので眼をつぶってみても、またしばらくすると、今度は眼をつぶっているのも辛くなってきます。

さらに、10分もすると、何も見えなくなるほど涙がじゃんじゃん出てきて止まらないし、

眼をつぶっても痛い、開けても痛い、とにかく痛いんです!

開けても閉めてもだめなら、じゃあどうすりゃいいの!

しかも、この痛みは、なんと説明していいやら、鋭い痛みとかではなくて、眼の内側から来るような鈍ーい嫌な痛みなんです。

そーやなー、例えて言うと、

ちょうど、レモン10個を眼にこすりつけたみたいな痛み!

 

とにかく僕は、今からこんな痛みがずっと続くのかと思うと、ほんとにどうしていいのか分からなくなって、

とりあえずベッドから降りて、部屋の中を歩き回りはじめました。

一度、この今の痛みをブログに書いてやろうと思って、パソコンの電源を入れたりもしたんですが、

とってもじゃないけど、眼が痛くてちゃんと開かないし、涙で細かい文字なんて全く読めないし、それもすぐに諦めました。

しかも、もらった目薬を注そうにも、同じく眼がちゃんと開けないので、これもなかなかうまくいきません。

 

わーん!!

やっぱり、レーシックは恐ろしいよー!!

生き地獄じゃーー!!!

 

 

結局、僕は1時間ぐらいもだえ苦しんだのち、

痛みに疲れ果てて、いつのまにかベッドに倒れこむように眠ってしまっていました。

 

 

そして、眠ること約3時間。

このたった3時間の間に、僕の眼の中で何が起きたのかは分かりませんが、

ようやく目覚めた僕を待っていたのは、ビックリする事実でした。

 

目覚めた瞬間、さっきまでの痛みがどこへやら、全く痛みは消えていて、

眼を開けると、すべてのものが手術直後とは見違えるくらいにハッキリ・クッキリと綺麗に見えたんです!

ほんとに何もかも!

 

 

わー!

見えるー!見えるよ、マサルさん!!

一体、寝てる間に何が起きたんか、よー分からんけど、

やっぱレーシックってすげー!!

そして、これが、俺が10歳の頃まで見てた、

あの本物の裸眼の世界なのかー!!

いやー、最高や!

神戸クリニックありがとう!アイレーシックありがとう!先生ありがとう!レーザー君ありがとう!待合室の男の子ありがとう!太陽さんありがとう!草木さんありがとう!宇宙さんありがとう!

そして、なにより、元恋人!

いい夢見させてもらったぜ!

あばよ!!

 

 

 

そして、

その時点から、

3ヶ月後の今日まで、ずっと見えっぱなしの僕なのです。
(両目とも、1.5以上)

 

めでたし、めでたし。

 

 

お・し・ま・い

 

 

P.S.

はっきり言うと、あれから3カ月間、細かいことはまだまだたくさんあったんですけど、

これ以上書いてるとキリが無くなっちゃいそうですし、

また、そこまで重要なことでもない気がして、今回は思い切ってここでバッサリと切っちゃいました。

でもまあ、全体的に予後経過は良好ですので、ご心配は無用です(^-^)

そして先日、最後の3ヶ月検診に行ってきたんですけど、

眼の状態もすごく綺麗で、世界一周も何の問題もないということでした。

わーい!

また一歩、夢へ大きく前進したー!!

 

さて、最後に、

今回僕は、世界一周という大きな夢のためにレーシックを受ける決意をして、おかげさまで今は快適な裸眼生活を送っているわけですが、
(特に、コンタクトやメガネを外さずにそのまま寝れることや、起きてすぐに物が見えることが嬉しい)

じゃあ、近視のみなさん全員に、そのレーシックを強くおすすめするかというと、

そこの部分は正直微妙なところです。

もちろん、何か仕事上の理由や、はっきりとした目的があれば別ですが、

今現在、コンタクトやメガネの生活にそこまで困っていないのであれば、やっぱり、値段のこともありますし(もちろん安いレーシックもありますが)、まだそこまで世界中に浸透も確立もしきってはいない医療行為だということも考えると、

ハッキリ言って、今すぐに強くおすすめするっていうものでもないと思うんです。

 

まあでも、これはあくまでも、「強くはすすめない」というだけであって、もちろん、僕もレーシックを受けて今は快適さを感じているわけですし、実際にレーシックがそんなに危ないものだとも僕は思っていないので、

後はみなさんが、その状況に合わせてご自由に検討されて、

とにかく、

今回の体験記が、少しでも何かのお役に立てば、それが一番嬉しいです。

 

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2010年11月15日 (月)

改造詳細 中編

前編からの続き…

 

というわけで、

僕は適応検査に無事に(?)受かり、その後、先生からの明日の手術に対する説明や、カウンセラーからのカウンセリングを受けたんですが、

僕はその時、自分自身が疑問に思っていることや不安に思っていることをたくさん質問したので、

レーシックに興味のある方の参考になればということで、まず初めにそのいくつかのQ&Aをここに残しておきます。
(注;神戸クリニックにおいての話)

 

Q、レーシック手術によって失明することはないんですか?

A、レーシック手術で使うレーザーは、眼の一番表面の組織(角膜)にしか到達しないレーザーなので、視力に影響する眼の奥の網膜や視神経にまでは届かないため、失明が起きることはありません。

また、国内でも、海外でも、今までレーシックが直接の原因となって失明したケースは一度もありません。

 

Q、手術をした後に、視力が戻ってしまうことはありませんか?

A、元の視力まで戻ってしまうということはまずありません。

ただ、元々重度の近視の方などは、稀に近視が少し戻ってしまうことがありますが、その場合でも、再手術(無料)が可能で、再手術の後は視力はほぼ安定します。

適応検査では、2回手術が受けられるだけの角膜の厚さがあるかどうかも調べているのでご安心ください。

 

Q、万が一再手術の後にも近視が戻ってしまった場合、コンタクトレンズを着用することはできるんですか?

A、レーシック後には角膜の形状が変わっているので、ハードコンタクトは装着しづらくなる場合がありますが、ソフトコンタクトならお使いいただけます。

 

Q、レーシックって、乱視も治るんですか?

A、現在使用中のメガネやコンタクトレンズで、乱視を矯正できていれば、レーシックによって、同様に矯正可能です。

 

Q、レーシックを受けると、老眼が早まるって聞いたことがあるんですけど、本当ですか?

A、老眼というのは、水晶体と呼ばれる眼の中のレンズを支えている筋肉が衰え、近くを見るときの調節がうまく出来なくなる状態です。

そして、レーシックは水晶体ではなく、角膜に対する手術なので、レーシックを受けたからといって早く老眼になることはありません。

ただ、レーシックで老眼を治療することはできないので、将来老眼になった時に、老眼鏡が必要になる場合はあります。

 

Q、ぶっちゃけ、レーシック手術って痛いんですか?

A、手術をする前に点眼麻酔(目薬)を使用するので、痛みはありません。

レーザーを照射する前にまぶたを開く器具をつけることで、不快感を覚える方がいますが、痛みと言えるものではありません。

さらに、手術中には目薬の麻酔が効いているかどうか充分に確かめながら行いますし、何か感じたとしても、手術中にもコミュニケーションが取れますのでご安心下さい。

 

Q、手術中にまばたきしてしまったり、眼が動いてしまったらどうなるんでしょうか?

A、手術の際は専用の器具でまぶたを固定しますので、まばたきをすることはできません。

また、当院のレーザーには3Dアクティブ・アイ・トラッカーという自動追尾機能が備わっており、手術中のお客様の眼の動きを追いかけ、レーザー照射します。

もし、眼球が大きく動いた場合は、自動的にレーザー照射を停止する安全機能も備わっていますので、「絶対に眼を動かしてはいけない」という過度の緊張から開放されリラックスした状態で手術を受けて頂けます。

 

Q、じゃあもし、手術中にエロいことを考えてしまったらどうなるんでしょうか?

A、それは知りません。

 

Q、バナナはおやつに入りますか?

A、は?そんなまったく面白くない、小学生レベルの質問にも答える気はありません。

 

Q、じゃあ、子供ってどうやったらできるの?

A、小学生レベルうんぬんよりも、さっきからエロだとかなんだとか、そもそも親が読んでいるので、答えるわけありません。

 

Q、じゃあ、夢の中へ、夢の中へ、行ってみたいと思いませんか?うふっふー。うふっふー。さあー。

A、すみません。これだけはちょっと、マジで何言ってるのか分かりません。

っていうか、こんなことばっかりやってるから、ブログがなかなか前に進まないって、前回も言ってませんでしたっけ?

 

Q、はい、その通りです。でもこれが僕のブログの宿命でもあるんで、許してやってください。それより僕と踊りませんか?うふっふー。うふっふー。さあー。

A、・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

さあ、

とにかく話を進めましょう。(←何事もなかったかのように)

 

 

まず手術当日、待合室は、前日の適応検査の時に比べて、ものすごく混み合っていて、僕は名前を呼ばれるまでに結局1時間近く待たされました。

その間、僕の目の前の手術終わりだと思われる若い女性が、目に深いしわを寄せて、とんでもなく不快そうな顔をして座っていたことや、

さらに、隣の席には、これまた手術直後の20歳前後の男の子が母親同伴で座っていて、彼が母親に向かって

「痛い!痛い!目ん玉に、レモン10個こすりつけたみたいに痛い!」

と、涙ながらに訴えていたことが、

ただでさえ怯えてる僕を、さらに恐怖のどん底に落とし入れました。

 

もー!若もん!

待ってる方の身にもなれよ!

お前は、実際にレモン10個を目にこすりつけたことがあるんかっちゅうねん!!

 

 

そして、ようやく僕の名前が呼ばれ、軽い検査が済むと、

まずは手術室の前室のような場所に、靴を脱いだ状態で案内されました。

ここで、手術の際に髪の毛が邪魔にならないように、ビニール製のシャワーキャップみたいなものをかぶらされるんですが、

この時、僕が顔面蒼白であまりにも緊張していたもんで、看護婦さんに

「もしよかったら、軽い安定剤でも飲まれておきますかー?」

って笑顔で聞かれちゃいました。

「だ、だいじょうぶです。ぼ、ぼく、もう大人なんで!」

 

 

そして、次にいよいよ麻酔の点眼タイムです。

これも、看護婦さんが注してくれるんですが、

なんだか知らないけど、その量は、普通の目薬みたいにほんの2滴ずつぐらい。

 

えーー!もっと注してよーー!!

こんなんで、目ん玉ペローンの痛みに耐えれるわけがないやんか!!

 

でも、それを伝えても、看護婦さんは相変わらず笑顔のまま…。

「はーい、大丈夫ですよー。

このまま、麻酔が効いてくるまで、5分ほど待っててくださいねー。」

「あ、は、はい…。」

 

 

5分後。

さっきの看護婦さんに連れられて、僕はついに運命の手術室へ。

薄暗い室内は、思ったよりもかなり広く、

中央に置かれた、なんだか明らかに豪華で高そうな手術設備の向こうには、白衣とマスクをした先生やら助手さんやら看護婦さんやらが4,5人整然と待機していました。

イメージ的には、宇宙人に連れ去られて自分の体を調べられるような、UFO内部の部屋っていうのかなあ、

いや、まさしく、本郷猛が悪の秘密結社に連れ去られて、ショッカー達に仮面ライダーに改造されてしまうような部屋っていうか、

とにかくそんな感じの部屋でした。

 

僕は、手術台まで、「世界一周のため。世界一周のため。世界一周のため…。」と小さな声で念仏を唱えながら向かいます。

そして、いざ手術台というか手術椅子のようなものに横たわると、

目の前の情景は、今度は豪華な歯医者さんといったイメージに変わりました。

暗い部屋の中、僕の顔だけがものすごく明るいライトで照らされ、それを上から先生と助手さんが覗いてるんです。

この時僕は、我慢できずにハッキリと先生に伝えました。

「先生、僕めっちゃ怖いです。」

「うん、すぐに終わるから大丈夫ですよ。」

でも、先生の表情はマスクでよく分かりません。

 

 

「じゃあ、さっそく始めますからね。力を抜いて、リラックスしてくださいね。」

 

先生がそう言うと、急に周りの動きがあわただしくなり、

僕の目の前数十センチには、おそらくレーザーが発射されるんであろう見たこともない機械(以下、レーザー君)が設置されて、

もう僕の視界にはレーザー君しか映らなくなってしまいました。

 

そして、極度の緊張の中、僕もなんとか少しでも力を抜こうと、ひじ掛けの上で強く握り締めていた拳を開いてパーにしたんですが、

ここでビックリするようなことが起きました。

 

なんと、

看護婦さんだと思われる女性の手が、僕の右手を優しく握り締めたんです!!

 

 

え、えーーー!?

うそでしょーーー!?

この店(クリニック)、そんなオプション付いてんのーー!?

わー!わー!わー!

女の人と手をつなぐなんて、久しぶりで照れちゃうー!(←変態)

 

 

Q、もし、手術中にエロいことを考えてしまったらどうなるんでしょうか?

A、…えっと、お母さん、この質問はあくまでも冗談やからね。

 

 

 

さあ、

患者が緊張しないように、ほんとに手まで握っていてくれる「神戸クリニック」でのレーシック手術がいよいよ始まります。

でも、続きは、まだもうちょっとかかっちゃいそうなんで、

興味のない方には申し訳ないですけど、もう1回だけ次回へ繋がせてください。

次こそ、頑張って完結させますので!

 

 

つづく…。

 

 

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2010年11月13日 (土)

改造詳細 前編

さあさあ、書ける時にどんどん書いていきましょう。

で、

今日は、前に約束していたレーシック手術についての詳しい話をしたいと思います。

とはいっても、これはただの体験レポートですし、いつも通り無意味に長ったらしくなっちゃう可能性が大なので、レーシックに興味の無い方は今回は完全にスルーしちゃって大丈夫ですよ☆

(そもそも「レーシック」って何?っていう方は、どうぞこちらを参照してください→

 

 

さて、

まず一口に「レーシック」とは言っても、今現在、レーシックの術式には色々な種類や呼び方があります。

イントラレーシック、ケラトームレーシック、エピレーシック、ラセック、PRK、などなど…。

まあ、大半の方はこれを見たところでなんのこっちゃ訳が分からないと思いますが、正直僕もほとんどなんのこっちゃ分かってないのでそこはご心配なく。

なんやねん、PRKって。

あ、でも、TRFのメンバーなら今でも言えますよ。

YU-KI、ETU、SAM、DJ KOO、などなど…。

あ、あと、AKB48には姉妹ユニットがあるっていうことも知ってます。

SDN48、NMB48、SKE48、などなど…。

あ、あと、ALFEEのメンバーもほとんどフルネームで言えます。

坂崎なんちゃら、髪長い人、グラサン、などなど…。

あ、あと、こんなことばっかりやってるから、このブログはいつもなかなか前に進まないんだということもよく知ってます。

ごめんなさい、もうしません、などなど…。

 

 

とにかく、数あるレーシックの種類の中から今回僕が選んだのは、「アイレーシック(i LASIK)」と呼ばれる次世代の術式。

これはどんな特徴があるのかというと、一人一人の眼に対して完全にカスタムメイドで治療するので、一般的に従来のレーシックよりも精度が高く、術後の見え方の質が高いと言われている術式なんです。

ちなみに、この「アイレーシック」は、アメリカ国防総省の戦闘機パイロットやNASAの宇宙飛行士が唯一受けることを許可されているレーシックなので、

これなら僕も、将来心おきなく宇宙飛行士を目指せます☆

まあとにかく、全体的にもう少し噛み砕いて言うと、この「アイレーシック」は、

他のんよりなんかええ感じ

ってわけなんです。

 

でも、他のんよりなんかええ感じってことは、つまり、他のんより値段もそれなりに高いっていうことでもあるわけです。

まあけど、これは各クリニックによっても術式の値段や種類はほんとにビックリするぐらいマチマチなので、一概には言えないんですが、

実際例に出してみると、今一番安いと思われるベーシックなレーシックが8万円ぐらいで、一般的に一番普及しているイントラレーシックと呼ばれるものが大体13万から18万くらい、そして僕が今回受診した「神戸クリニック」のアイレーシックが35万円でした。

ね?

アイレーシック、めっちゃ高いでしょ。

まあ、もともとレーシック自体が健康保険の効かないものですからね。

でも、実はこれも、クリニックによってはもっともっと安いアイレーシックをしている所もあったんですが、

保障制度、設備、管理、実績、評判などを自分なりにじっくり時間をかけて吟味した上で、結果、「神戸クリニック」のアイレーシックに決めたんです。

もちろん、35万円という値段は、僕にとってもとんでもない大金ですが、

いくらレーシックが世界一周のためだとはいっても、やっぱりそれ以降も一生続く大事な眼のことなんで、長い目で見ると、そこはケチったり妥協したりするわけにはいきませんでした。

実際に数年前には、ずさんな管理のクリニックで集団感染なんていう怖ろしい事件も起きてますしね。

 

 

さあ、そういうわけで、クリニックと術式が決まったら、次はさっそく手術!と言いたいところなんですが、

その前に、患者は「適応検査」を受けなければいけません。

なぜなら、レーシックっていうのは、実は誰もが受けることができる手術というわけではなくて、聞くところによると20人に1人くらいは、角膜の薄さやその他の理由で、手術を受けることができないらしいんです。

だから、手術前に、適応できる眼かどうか検査する必要があるわけです。

 

というわけで、もちろん僕もまずこの適応検査を受けたんですが、正直なことを言うと、僕、もうこの適応検査の時点で死ぬほど緊張していました。

というのも、僕がこの適応検査の予約を入れたのが、それからさかのぼること約2週間前。
(角膜の状態をフラットにするために、2週間コンタクトの装着が禁止されるため)

そして、検査に受かれば、その翌日がさっそく手術本番というスケジュールだったんですが、

これが、へたに予約から2週間も期間が空いたせいで、元々がネガディブシンキング&考えすぎな僕は、毎日いらぬことばっかりを妄想する羽目になってしまったんです。

 

あー、やっぱりレーシック怖いよー。

だって、眼の表面を削って、フタ作って、それをペロンってめくって、中にレーザー当てるねんで!

キャー!

怖いー!

しかも、そのフタを戻したら、ハイ完了☆

って、なんじゃいそれ!

マンガか!

そんなんで、ほんまに長年苦労してきた近視が治るんかいな!

それに、無痛とか言ってるけど、そんなん絶対ウソやわー。

いくら麻酔をしたからって、無痛はないやろー。

しかも、もし麻酔がうまく効かんかったらどうなんねんやろ。

「ちょっと、タンマ!」とか言えるんかなあ。

それって、とんでもない激痛やろなあー。

ひえー!

さらに、万が一手術が大失敗して、失明とかしたらどーしよー。

いや、失明はせんかったとしても、もし重大な問題が起きて、世界一周に行けんようになったらどーしよー!

そんなん本末転倒やん!

俺の世界一周ーー!!

そんで、もし無事に世界一周から帰ってきたとしても、レーシックってそんなに長い歴史のものではないから、10年後とかにレーシック自体の根本的な問題とかが見つかったらどーしよー!

ひー!

俺の未来ーー!!

ちゅうか、そもそも「アイレーシック」ってなんやねん!

どんなネーミングじゃ!

俺のレーシックーー!!

ってか!

あ、違うわ。

それじゃ「マイレーシック」か…。

って、そんなことどーでもええねん!

問題は35万っていう値段や!

高すぎるやろ!

人の弱みにつけこみやがってー!!

ぼったくりー!

…あ、ウソです。

ほんとはそんなふうには思っていないので、どうか痛くないように細心の注意を払って優しく優しく手術してください…。

好きよ、神戸クリニック。

マイ神戸クリニック。

アイ神戸クリニック。

ちゅうか、よく考えたら、その前に俺はほんまに適応検査に受かるんか?

もし受からんかったとしたら、俺、どーしたらええねんやろ。

けど、その場合、あの恐ろしい手術を受けんでよくなるわけやもんなあ。

わーい!手術受けんでいいって最高ー!

って、それこそ本末転倒か…。

いや、でも待てよ。

もしほんまに受からんかったら、俺はレーシック手術を受けることができない人だってことで、自分自身を完全に納得させて、いくら不便でもメガネなりコンタクトで長旅をしようと決心できるかも。

だって、それは不可抗力であり、仕方の無いことなんやもん。

しかも、そしたら35万も丸々戻ってくるし…。

わー!

俺、落ちろー!!

適応検査、落ちろーー!!!

 

 

…うん、僕はたぶん病気です。(笑)

 

ともかく、適応検査当日、僕は翌日の手術への恐怖と、本当に検査に引っかかって落ちてしまわないものかという訳の分からない期待で、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまっていたんです。

 

 

さて、

そんなこんなで、ついに「神戸クリニック」大阪院に足を踏み入れた僕。(思ったより、広くて綺麗)

まず、受付で問診票を記入した後、名前が呼ばれてさっそく適応検査が始まったんですけど、

僕の緊張をよそに、視力や眼圧(空気を当てるやつ)や角膜など7,8項目からなる検査自体は、どれも全く怖さや痛みを感じるものではなくて、

少しホッとしたのもつかの間、

次に、看護婦さんが、眼の調整力を取り除いた状態でさらに検査するために、今から「瞳孔を開く」目薬を注すって言いだしたんです。

でも、ただでさえ一般常識が欠如している上に、未だに緊張感が少し残っている僕は、この時その「瞳孔を開く」という意味がよく理解できず、

 

ん?瞳孔を開く?

瞳孔が開くっていったら、あれちゃうんか。

刑事ドラマとかで、犯人が死んでしまった時に、

「警部、こいつはもう瞳孔が開いています!」

「そうか、一足遅かったか…。」

とかで、出てくる言葉ちゃうの?

つまり、この目薬は、俺の目を死んだ状態にするってこと?

わー!なんか、よー分からんけど、怖い!!

イヤやー!瞳孔開くのー!

「警部、たかゆきはもう瞳孔が開いています!」

「そうか、一足遅かったか…。」

イヤやーー!!

怖いーー!!

 

って、なっちゃったわけです。

すごいでしょ、33歳の僕…。(苦笑)

 

しかも、若い看護婦さんに、そんな訳の分からない不安をぶちまけるわけにもいかず、とりあえず黙って目薬を注してもらったんですが、

それでも体だけは正直で、注してもらってる間中ずーっと僕の体は生まれたての小鹿のように小刻みに震えていて、

それに気付いた看護婦さんに、結局満面の笑顔で、

「はい、大丈夫ですよー。恐い目薬じゃないですからねー。」

って言われてしまいました。

ウフ。

 

 

 

…ちゅうか、ちょっと待って!

僕、今ここまで読み返してみたら、

たったこれだけのこと書くのに、いらんことを付け加えすぎるから、案の定めっちゃ長くなってしまってるじゃないですか!

ある程度分かってはいたけど、やっぱりこんなペースじゃ全然前に進みません!

だって、まだ肝心の手術当日にすらたどり着いてないっていうのに…。

はぁ、4年も経ったのに、相変わらず僕のブログって…。(苦笑)

 

 

というわけで、

あんまり重要じゃない適応検査のことなんて、突然だけどこれでもう終わり!!

えっと、瞳孔開くのも、結局はただちょっとピントがぼんやりするだけで、全然怖いものじゃなかったし、

あとは、

さらになんかチョロチョロって検査しただけです。(急に雑!)

 

そして僕は、心のどこかで落ちることを切望していたこの適応検査にも、結局当たり前のように受かってしまい、

残すは、本当の恐怖である翌日の手術本番を迎えるのみとなったんですが、

ここから先はまた長くなってしまいそうなんで、やっぱり次回にさせてもらいます。

興味のある方、いつもながらすみません!

次こそは、なるべく簡潔にしますので!(多分ムリ!)

 

 

つづく…。

 

 

P.S.

前回のお話ですが、もうさっそく数名の方が、ブログやミクシィやツイッターでこのブログを紹介してくださったみたいで、ほんとに感謝&感激で、涙がちょちょぎれております。

そして、もし、お友達やお知り合いの方にこのブログを紹介してくださったという方がいれば、その方達にも大感謝です。

またそういうことについても別の機会に紹介させてもらいますので、もう少しお待ちくださいね。

そして、おかげさまで、ランキングの方もどんどん上がっているみたいで、今現在なんと14位まできました!

みなさん、ほんとにありがとうございます。

みなさんの気持ちが、すごくすごく嬉しいです。

ただ、ここからがかなりの激戦地区なので、もしよろしければ、今後とも引き続き応援していただけるとさらに嬉しいです。

もー!みんな大好きー!

 

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