極私的弾き語り論3
続き・・・
あと、こんな珍しい仕事は、世間に認められないのが少しつらい。
国からみれば、僕は所詮無職だ。
人に職業を聞かれた時も、説明のしようがないのだ。
おそらく、言っても、分かってもらえないだろうし…。
そして、やはり僕にもこの弾き語りに対するプライドが少なからず、というか、かなりあり、たまに同年代でちゃんと定職についてる奴に「しょせん弾き語り」なんて目でさげすんで見られると、ものすごく哀しい気持ちになる。
だから、この仕事はどんどん自分を孤独に、そして不安にする。
こんな仕事をやってる人が周りに絶対いないので、今日は儲けることができるのか、そして止められやしないかという不安や(これはいまだに毎日感じている。なんの保障もないからだ。儲けることができなければ、それでジ・エンドなのである。)、愚痴や楽しさやつらさや、その他日常生活では絶対に味わうことのないすべての感情を、誰にも完全にはぶちまけることができず(聞くことはきいてくれても、絶対に共感はできないはずなので)、すべて自分の中に閉じ込めなければならないのだ。
他の仕事にはおそらくいるであろう、一緒に共感し、相談しあえる仲間や同僚がいないのである。
一部の友達からは、なまじっか儲けてるだけに、僕の愚痴はいやみにしか聞こえんとまで言われたこともある。
と、まあ他にもいろいろとつらいことや悲しいことがあるのである。
それでも弾き語りを続けているのは「惰性」という以外に言い方がない。
やはり、現時点で今できる他の仕事より儲かるので、やめるにやめられないのだ。
(儲かるっていっても、その分うっぷん晴らしに使いまくってるから、ほとんどお金はたまらんけど…泣)
それに、飲み屋街の大抵いつも同じ場所でやっていて、10年もやってるとちょっとした名物みたいになってしまい、常連さんが増えまくり、「やりやすまくり」の環境になってしまったのもやめられない理由の一つだった。
けど、こういう仕事を一生家庭を持ってまで続けられる訳がないし、続けるわけにもいかないので、いつかはケリをつけてやめなければならないとは思っている。
と、まあ、長々と3回にもわったって好き放題書いてきたが、とにかく今の僕の仕事はこういう仕事なのである。
自己紹介おわりっ!
ご静聴ありがとうございました。
(ここ数日、雨ばっかりで、ほとんど仕事できてません。ずっとパソコンの前にいます。人生こんなんでいいのかしら?)
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