MOTHER 2
なんだか、こんなダイイングメッセージみたいな(笑)ワケのわからん画像を残したまま、更新が随分滞ってしまってすみませんでした。
でも更新が遅くなったのは、決してこのメモの影響とかではありませんので、その点はどうかご安心を。
ただ単に、ちょっと色々とバタバタしてたもので…。
ではでは、そんなわけで、今日こそは大急ぎで前回のお話の続きを書きたいと思います。
「MOTHER」からの続き…
…え!?
・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・。
う、うそやろ…。
ど、どういうこと…?
なんで、こんなとこに俺のブログの名前がメモしてあるの?
オカンにブログの話なんか一度もしたことないのに!!
しかも、「たかゆき」って…。
ひらがなで書いてあるってことは、完全にこのブログのことですやん!!(泣)
僕は一瞬のプチパニック状態の後、頭をグルグル回転させたが、一人で考えても一体何がどうなってるのかさっぱり分からないので、少し迷った末、やはり事の真相を確かめるべく、恐る恐る母親がいる台所に向かった。
「…えっと、あの、おかあさん。」
台所仕事中の母親は、僕の顔も見ずにぶっきらぼうに答える。
「なんや?
あ、あんた、今日は家でご飯食べていくんか?」
「…いや、そんなことじゃなくて。
えっと、えっとな、あれって、何やろ?
なんか、パソコンの横のメモに『たかゆき ノーレイン』とかなんとか書いてあるねんけど…。」
「…あ!」
この瞬間、母親はパタリと台所仕事の手を止め、初めて僕の顔を見つめた。
とびきりの苦い顔で。
僕はあえて何も言わず、母の次の言葉を待った。
すると、彼女の顔はしだいにニヤケ顔に変化し、最後には舌をぺろりと出す始末。(←64歳)
「見てもうた?
わたし、すっかり隠すの忘れてたわ…。」
・・・・・・・・・・・・・。(汗)
この後、舌をぺろりのペコちゃんママから聞きだした、コトの概要はこうだ。
なんでも、半年以上前に、母親の知り合いのどなたかが、偶然にもこのブログをどこかで見つけたらしく、その時にご丁寧にも
「これって、アンタのとこの息子さんちゃうの?」
などという、昼ドラもビックリの分かりやすいタレこみをしてくださったようで、
電話でそれを聞いた母が、しっかりとその情報をさきほどの紙にメモし、
それからというもの、「ブックマーク」の存在すら知らない母は、夜な夜なこのメモを頼りにヤフーで「たかゆき ノーレイン ノーレインボー」と検索しては、このブログを半年間に渡ってこっそり愛読してきたらしいのだ。
読んでるのがバレれば、僕が嫌がるのは分かってたから、ずっと内緒で。
しかも、母親は、どうやら時間をかけてこのブログを隅から隅まで余すところなく読み、それだけでは飽き足らず、ついにはみなさんのコメントまでをも全部読み切ってしまったらしい。
うん。
あのー、一旦心を落ち着けるためにも、一回だけ大きな声出してもいいですか…?
ふう…。
うおーー!!!
やっぱり、オカン、ブログ読んでたー!!
しかも、全部ーーー!!!
嫌やーー!!
絶対に嫌やーー!!
そりゃもちろん、読まれて困るようなことは何にも書いてないと思うけど、なんか無性に嫌やーー!!
思春期にエロ本見つかるより嫌やー!!
なんとなく分かるでしょーー?
しかも、大の自立した男が、33歳にもなって、ずっと母親に見守られながらブログ書いてたなんて、超恥ずかしいやーん!!
なんか、和泉元○みたいやーん!!
うわーーん!!
そして、みんなも逃げてーー!!
ペコちゃんママの毒牙は、みんなのコメントまでに及んでるよ!!
早く逃げてーーー!!!
うわーーん!!!
…ふう。
あーあ、とにかくこういう事態は全く予測していなかったなあ。
まあ普通に考えれば、インターネットの世界である以上、こうやって少し特殊な内容のブログを長い間続けていれば、いつかバレたくない人にもブログの存在がバレてしまう可能性が少なからずあることぐらいは認識していた。
でも、ウチの母親に限って言えば、いくらパソコンを持っているとはいえ、年齢的にもブログの「ブ」の字も知らないようなアナログ人間だと思っていたので、そこの部分に関しては全く安心しきっていたのである。
それをまさか、予想外の外部から攻め込まれるとは…。
完全に油断していた…。
あーあ…。
しかも、母は、バレてしまったことで気が楽になったのか、この後、嬉しそうな顔でこんなことまで言いだす始末。
「しかし、あんたのブログなかなかおもろいなあ。
お母さん、もうファンになってしもうたわ。
けど、更新がいつも少し遅いのがアカンわな。
あれ、なんとかならんの?」
やかましわ!
そんで、いつのまに「更新」なんて言葉覚えたんや。(笑)
僕
「…でもさあ、おかあさん。
これから俺、おかあさんが読んでるんやと思うと、めっちゃブログ書きにくくなるやん…。
あーあ、もうちょっとやったのになあ…。
特に、下ネタなんて絶対に書かれへんやん。」
「いや、アカン!やめて!おかあさんのせいでブログ書かれへんなんて絶対にやめて!
おかあさん、ファンやねんから!
下ネタでもなんでもいいから、バンバン書いて!!
『う○こ』でも、『チン○ン』でも、なんでも書いて!!」
・・・オカン、
あんたは小学生か。
まあ、とにもかくにも、1ヶ月ほど前に実家でそんな事が起きて、このブログはめでたく(?)オカン公認ブログになったわけですけど、
今になって考えてみると、正直、嫌な所だけじゃなくて、少しは良かったなと思える部分もあります。
それは、
このブログを全部読んでくれたことによって、母に、僕の20歳から今までの十数年間の人生や想いをいっぱい知ってもらえたということ。
前回も書きましたが、僕は20歳で家を飛び出してからというもの、ストリートミュージシャンなんていう、一般社会からは職業として認識されていないような仕事を未だに続けているので、それに対する説明のしづらい負い目というか気まずさというものが少なからずずっとあって、母親とは意識的に距離を置いて随分自分勝手に生きてきました。
だから、必然的に、僕の仕事や生活の事などを話すなんてことはほぼ皆無に近かったですし、それどころか、ここ数年は会話というもの自体が1年に数回あるかないかのレベルで、
さすがにうつで休んでることだけは1回だけ報告しましたが、もうすぐ出発する予定の世界一周についてなんかは、どうせ反対されるだろうと思っていたので、出発の前日ぐらいに突然報告しようと思っていたぐらいだったんです。
それを、このブログを読んだことで、母は、
「今まで知らんかったあんたの事がたくさん知れて、嬉しかった。」
とすごく喜んでくれ、世界一周についても、
「あんたの世界一周に対する想いもよく分かった。
気いつけて行っておいで。」
と予想外の応援をしてくれました。
これは、素直に僕も嬉しかったです。
もちろん、このブログは、まだまだ書き切れてないことも多くて、僕の20歳からの人生を全て網羅しているわけでは到底ありませんが、
それでも、今まで一つ一つの出来事や気持ちをちゃんと正直に赤裸々に書き綴ってきたことで、どうやら母親にまでその想いを伝えることができたようです。
つまり、僕が何年もかけてやってこれなかったことを、勝手にこのブログが一瞬でやってくれたわけです。(笑)
今回は例外的かもしれませんが、ブログってこういう風に役に立つこともあるんですね。
家族関係にお悩みの方、是非ブログをお試しあれ☆
そしてなにより、どうやら僕の方も、ブログがバレたことで、もう隠すものは何も無いというか何というか、とにかく母に対する胸のわだかまりがビックリするぐらい一気に取れたみたいで、
実は最近、僕と母親はかなりの仲良しです。
これはもう、この十何年間を考えると、ほんとにとんでもない「事件」です。
先日なんかも、なんと、母と二人でレンタカーで神戸までデートしてきました。
ひゃぁー!!
デートですよ、デート?
中華街とか、ハーバーランドですよ?
考えられます?
なんかもう、今は、さっき小馬鹿にしてしまった和泉元○さんに謝りたい気持ちで一杯です。
母親、最高!!
ここ最近はね、電話なんかでも結構話してて、先日なんかもこんな電話がかかってきました。
「あんた!
いつになったらブログ更新するの!
いいかげん早く更新しなさい!!」
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
今までのん、全部取り消しーー!!
やっぱり、嫌やーー!!
オカン、めっちゃめんどくさいーー!!
番外編につづく…。
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